選挙の投票目前なわけですが。

普段は政治や経済にとことん疎いわたくしですが、選挙には投票しに行くというポリシー?があるので(多分これは実家住まいだったときに、家族全員で投票に行っていた影響でしょう)、一応各党の選挙公約まとめとかを眺めます。
現時点で2歳の息子があるので、子育て・教育の欄も見るわけですが、
「幼児教育・保育無償化!」とか
「児童手当18歳まで15,000円に!」とか
ありがたい、ありがたいんですけど、
でも そういうことじゃなくね? 感があるんですよね……。

そもそもにおいて、なんでそんな政策打ち出したかっていったら、出生率上げたいからですよね? 子どももっと産み育てて欲しいから、そういう政策考えたんですよね?
でも、じゃあ「幼児教育無償化になった!やったー!じゃあもう1人子ども産もー!」ってなるかというとならないよね……という。
子育て、めっちゃお金掛かる。だから、金銭面での負担が軽くなるのは凄くありがたいんだけど、金銭面の負担って世帯収入自体が増えればそんなに深刻じゃなくなる、と思うんですよね。
いや、そんな簡単に世帯収入が増えるわけではないというのは百も承知です。でも児童手当が月に5000円増えるより、根本的に日本経済を上向きにしていただいて月収が万単位で増える方が子育てに前向きになれるよね、って思った次第。
経済のこと何も分からないから言っちゃう暴論だけど。

あと実際、妊娠出産育児で足踏みしてしてしまう理由って金銭面だけじゃないよね、って思います。
まず妊娠。これは女性それぞれ症状が違うので何とも言えない部分ではあるのだけど、つわりをはじめとする体調不良や制限。一定期間のこととはいえ、地味にストレスです。つわりの時とかろくに料理も出来ないし(においで吐き気したり、吐いたり)、なんとか口に出来るものも制限されるし(冷たいもの、とか、さっぱりしたもの、とか人それぞれだけど)、口に出来ても全然美味しいとは感じられないし(もう食べないと余計に気持ち悪くなるから義務感で胃に入れてる感じ)とかとか……。
もちろんそれだけじゃないですけど、この話は長くなるからこのへんにして。
そして無事出産したと思ったら、今度は授乳(もしくはミルク)とか寝かしつけとか夜泣きとかでまとまって眠れない、離乳食の開始、誤飲防止、歩き始め、とかありとあらゆる試練が降りかかってきます。
子育ての大変さは子どもの性格とか性質にもよるし、家族の協力度によっても変わってくるのでこれまた一概には言えないけれど……。

まぁつまりですね、妊娠出産育児の1人あたりの負担大きすぎませんか!?
このおかーさん、出来た人間では全然ないので、睡眠時間が足りなかったらめちゃくちゃイライラしちゃうし、子どものことはもちろん可愛いけどずっと一緒にいると1人の時間が欲しくなってくるし、家事とか育児とか全部投げ出して何も考えずインターネットしたくなってくるような人間なんですよ。
そんな人間が妊娠〜育児まで、そこそこなんとかやってくためには、気軽に頼れる場所がめっちゃ必要なんですよ!!! それは家族でもいいし、ご近所さんでもいいし、行政でもいいし、民間の企業でもいいんですけど。
まぁつまりつまりですね、金銭面での政策だけじゃなくて、もっとこう具体的に保育者の精神的・時間的・体力的な負担を軽くできるようなシステムの考案とかあったら良かったのになー、って思ったんです。お金があったら大体のことは解決出来る、と思ってる人間ではあるんだけど、そんな急に人間稼げないからね、大金を手に出来ないからね、気持ちだけでもいいので(実際に気持ちで言っただけだよ!は困るけど!)、子どもウェルカムだよ! もう超応援してるから! 困った時は頼って! 準備はしてるから!みたいな気概が見えたら魅力的だったのに、と思ったんです。

何が言いたいのか全然分からない文章になってしまいましたが、おかーさんとしては政治家の皆さまには

  • 子育て金銭面の政策もありがたいけど、根本的に日本経済上向きにして世帯収入が上がるように頑張っていただきたいです!
  • なんかもっと「日本政府としても子ども大歓迎だし、大歓迎な世の中にしていくし、育児を背負いすぎないでいられる環境作ってくな!」みたいな雰囲気を頼む!

って、選挙を前にして思いました。

久しぶりに思いつきで記事書いてみたらこんな時間だし、おかーさん明日の朝起きれるか不安だけど投票に備えて寝ます。
おやすみなさい。