働くのに向いてないけど働く才能はある話

新卒での就活に失敗し、フリーターを1年ほどし、ハローワークで見つけた社員が10人にも満たない会社の事務職に着いたのが数年前であります。
その会社でのたった一人の事務員として、色々な、本当に色々な仕事を経験させてもらいました。大きな会社に勤めている人は多分事務員ってどんな仕事をしているか分からないと思いますが、小さな会社の事務員は頼まれたら本当になんでもやるのです。電話応対も、掃除も、コピーも、買い物も、荷物梱包も、営業電話も、備品管理も、採用業務も、他にも色々。
それはとてもやりがいがあって楽しかったのですが、ほぼ一緒にいる社長と今後も仲良くやっていける気がしなくて(あと後輩が仕事内容や社長の人間性等々の理由で次々と辞めていったのが虚しくて)、2年足らずで辞めてしまいました。
その後トントン拍子で転職したのですが、薄々気付いていた「人数が20人以上の会社が怖い」説が確定し(あと入社すぐの残業等々)、そこは1ヶ月、ええ驚きの1ヶ月で辞めてしまいました。
次の転職活動は結婚も決まっていたこととかもあり正社員ではなかなか決まらず、ニートとして社会から必要とされていない感に打ちひしがれたりもしました。が、もう結婚するならいっそアルバイトでも良くね?と開き直ったら、シフトとかわりと自由に決められそうな事務のアルバイトが見つかり、また再び小さい会社に舞い戻ったのでした。
そしてまた、何でもやる事務になったわけですが、今度はなんだか会社の事業計画に関わったり関わってなかったりしているわけで……おおごとですね?
絶対にやりたくない仕事はほぼ無く、だいたい頼まれたことは何となくこなせる程度の才能はあり、そこそこ会社への誠意みたいなものもある私はとっても使いやすい人間で、重宝してもらって、可愛がっていただいているのだけれど、いかんせん私が根本的に労働に向いてない。
週4日働いたらいっぱいいっぱいで、家事だっておそろかになってしまうし、精神的余裕は無くなるし、ゆとりと言われようとも、言います、私は労働に向いてません。語弊の無いようきちんと言うなら、長時間の連続した労働に向いてません。
そして今、新規事業の立ち上げとかで長時間の連続した労働をしているワタクシ。
体調と精神が悲鳴をあげ出したので、本当はもっと役に立ちたい気持ちをそっと添えながらも、明日の休みを願い出たのでした。

明日はここ数ヶ月間の日記でも書きます。