さよならの寂しさ

会ってさよならするときが一番寂しい、と思う。会えないときよりも、会って別れるときが一番辛い、と思う。会えないときももちろん寂しかったり辛かったりするけれど、「会えない」って分かっているから「仕方ない、どうしようもない」って思える。でも会っているときは「もしかしたらもうちょっと長く一緒にいれるかもしれない」って思ってしまう。そんなことはない、と分かっていても期待してしまう。帰る場所が一緒だったらいいのに、と思ってしまう。同棲なんてあまりにも現実的でないし、したいか、と問われたらよくわかんないし、そもそも同棲出来るほど私は自立出来てないし、それに今くらいの距離が一番ちょうど良いような気もするし。
要するに「同棲したい」と「一緒の場所に帰りたい」は別物なのです。