銀河鉄道の夜
- 作者: 宮沢賢治
- 出版社/メーカー: 新潮社
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今回のレポートは「何故ジョバンニは銀河鉄道に乗ったのか」を考えてみました。ネタバレになってしまうけど、死んだ(っぽい)カムパネルラが銀河鉄道に乗るのは自然なことだとして、何故死んでもいないジョバンニが銀河鉄道に乗ることになったのか、というね。それを考える上では、第三次稿の最後の方が結構重要なのではないかという気がしています。最終稿には無い部分の、セロのような声の人と、ジョバンニの会話の部分。
まぁ至った結論は「銀河鉄道はジョバンニがカムパネルラの死を乗り越える一つの手段としての存在」「カムパネルラの探していた『ほんとうのさいわい』を探すという目的を引き継ぐことによって、ジョバンニの人生の目的を作る為」とかいう何の面白みもないものなんですけど。私の力量では無理なんだよー。