卒論提出

卒論提出の締め切りは18日だったのだけれど、やっぱり当日に出すのは色々と怖いので前日に出しました。前日に出そう、出そうと思って書いたので、結論とか色々あれだと思う。自分でも思う。けど、やはりそれなりの時間を掛けたわけで、他でもない自分が書いたわけで、後悔、とかはない。読み返してみれば五万とあるんだろうが、今はまだ読み返さない。結論で、百合とBLの比較というかなんというかをして、自分でもそういう考えに至ったのが不思議である。深夜明朝テンションは恐ろしい。
提出するにあたって、溺愛している友人に色々手伝ってもらった。いくら彼女の卒論の提出が終わっているからといって、誤字訂正をさせるなど図々しいな、と自分でも思う。が、まぁ人に読んでもらうと自分では気付かなかったことに気付けるということは事実だ。
無事提出してからは、彼女と大学の最寄り駅付近を散歩して、ミスドのドーナツを食べた。本当は「ケーキを食べよう!」と勢い勇んでいたのだけど、お気に入りのケーキ屋さんの喫茶は休みで、他のお店のケーキを目の前にした彼女が「実は今、すごくテンションが低くて、ケーキを素直に喜べない」みたいなことを言い出したから、ケーキを食べるのはやめた。研究室で他のみんなが自分の2倍3倍の文量の卒論を提出していることを知って、私も彼女も焦燥感、というか、開放されたはずなのにすっきりしないというか、自分の駄目さ加減を見せつけられたというか、そんなこんなで落ち着かなかった。繊細な彼女であればまぁそういうことは普通にあることだと思うので、意味もなく当てもなくひたすら歩いた。もう街の中は暗くて、ゲゲゲの鬼太郎が出てきそうな道を発見して2人ではしゃいだりした。あの暗さはすごいと思う。本当に墓場とか異世界に繋がってそう。

それからお腹が空いたので、ミスドに入った。ミスドが久しぶりすぎて、食べたことのないドーナツばかり。友人が「ストロベリーミルクリング」が大変美味しい、と言っていたので、ストロベリーミルクリングと、だいずドーナツきなこを頼む。確かにストロベリーミルクリングは美味しかった。そしてだいずドーナツは生地が大変良かった。ミスドあなどるなかれ、である。
お腹も落ち着いて、気持ちも落ち着いたところで彼女とは別れた。彼女のそういう繊細さをめんどくさい、と思う人もいるかもしれない。けれどそういう面を見せてくれるようになったことが私は嬉しいし、何より自分が持ち合わせていないものを持っている人というのは貴重である。